インドネシア滞在日記⑩ 5/21〜5/24

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記⑩ 5/21〜5/245/21(火)わたしは昨夜というか今朝というか、朝4時のアザーンで一度目が覚めてしまったりしていたので、堂々と寝坊した。今日の夜にMVに向けたレコーディングが敢行されることになっている。2階のわた…

インドネシア滞在日記⑨ 5/18〜5/20

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記⑨ 5/18〜5/20 5/18(土) 朝、7時。ばっちり予定通りに起床。今日は全ての荷物を持ってスマランへ行く。ここから25日の明け方まで、つまり丸1週間、山に滞在する。ワクワクだ〜! バスの時間までに、衣類とタオルとシ…

インドネシア滞在日記⑧ 5/13〜5/17

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記⑧ 5/13〜5/17 最後のジョグジャ滞在と、一瞬のサラティガ編です。 5/13(月) 朝、目が覚めたらもう皆とっくに先に起きて1階にいるようだった。顔など洗ってから降りて、昨日の残りのロントンサユールを米で食べた。ア…

インドネシア滞在日記⑦ 5/11〜5/12

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記⑦ 5/11〜5/12 5/11(土) 最悪な気分で眠ったのに朝4時に目が覚めてしまって(寝れていたのかもよくわかんない)、そういえば昨夜「明日の朝は6時に近所のお父ちゃんお母ちゃんの家へご飯を食べに行こう」みたいなこと…

インドネシア滞在日記⑥ 5/9〜5/10

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記⑥ 5/9〜5/10 5/9(木) 朝、マミさんの夫の弟・サントさんがバイクでバス停まで送ってくれることになった。ありがとうございます…!でも「バス停」まで行くのだと思っていたらそうではなく、「目的のバスが確実に通る…

インドネシア滞在日記⑤ 5/6〜5/8

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記⑤ 5/6〜5/85/6(月)9時くらいに目が覚めた。イヤホンを失くしていて不便なので、今日は、まず心当たりのあるカフェに行ってみる。イヤホンがあったらそこで朝ごはん、なければイヤホンを買いに行って、その近くで食べ…

インドネシア滞在日記④ 5/1〜5/5

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記④ 5/1〜5/5 ※Ungaran山編-1ですが、ここから先、帰国までの1ヶ月は嬉しいことの増え方がエグく、急に分量が増えすぎて現地で挫折したので、思い出しながら書くフェーズに入ります。短く書く心がけだけど思い出せすぎて…

インドネシア滞在日記③

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記③4/30(火) 朝、普通に寝不足のはずなのだけど6時半に目が覚めた。ドアの外からアミンさんの声がした。起きていたら聞こえるけど寝ていたら起こさないくらいの声量で「Aoi…Sarapan ya...(朝ごはんだよ…)」と告げ、…

インドネシア滞在日記②

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記②4/25(木)朝からかなり強い雨が降っていたので家を出られず、とりあえずシリアルを食べて朝食とした。昼ごろ雨が弱くなったスキに洗濯物を持ってランドリーへ。ついでにナシゴレンを食べる。Teh jaheというショウガ…

インドネシア滞在日記①/タフな皮膚とシンプルな心

ーーー2024年・春 インドネシア滞在日記①4/15(月)早朝に出発。前日の準備がギリギリすぎて2時間睡眠。家を出る予定にしていた時間に目が覚めて死ぬかと思ったけど家族の協力により間に合った。ありがとう…。電車に乗ってからギターに緩衝材を巻いたのはマ…

言わない心

最近、人に話を聞いてもらっていた時に、わたし今「言わないこと」を選んでいる…、と思った。 それは決して悪い感じではなくて、積極的に分かりやすく伝えるためでもあったし、これ以上は開示し過ぎだ、というラインを破らず守ったまま話せた感触があってよ…

自分とこの世の最前線

数日前、弾き語りのライブを開催して歌った。今年一年間、毎月やってきた企画の12回目だった。このライブの時は、小一時間ほど曲をいくつか歌っていく合間に「演奏と関係があると自分では思うこと」を、概ねこの1ヶ月のあいだにあった出来事ベースで話すよ…

歌って、歌って?

最近した会話のなかで「(歌は)余韻が一番大事」と自分で言っといて、あ、これだな〜と思った。歌って、もしかして歌い終わった瞬間が「完成」なんじゃないか、という気分が最近ある。ここ数ヶ月のライブを通してそういう考えに至った。そして、歌がそのよ…

喧嘩も未来も言葉から

わたしは寒いのが本当にニガテなので、この季節は「楽しく過ごす」を目指すよりももっと手前の「落ち込まないようにする」でいっぱいいっぱいだ。加えてなんだか涙が出るほど忙しくて、溺れかけているような、坂を足任せに駆け降りているような感じで、自分…

「夏の最後」と「この秋最初」の混じる道

最近ちょっと贅沢な息抜きをするようになってしまった。家で色々やることがある時に、おもむろにiPhoneだけ持って家を出て、交差点を渡ったところにある近所のセブンイレブンに行き、そこでコーヒーだけ買って帰ってくる、というものだ。ペイペイがあると財…

ひと思いに腐ってくれ!

先日、自分が働いている事務所に向かう廊下の一角で、手作りの何かが腐っていた。 それは、パンのようなものだった。のようなもの、と言わざるを得ないほど、もとの色や形が分かりにくいレベルでカビだらけになっていた。おそらく誰かの手作りか、パン屋で買…

すっきりしたロン毛

最近、こだわり方とかカッコつけかたの重心が変わったような解放感がある。気分がすっきりしている。これはもしかしたらある種の諦めなのかもしれないけど、取り繕うようなことが減った。例えば、洗濯して干したハンガーのまま部屋にぶら下がっていたのを適…

長いツイートのようなもの2307

このブログをせめて毎月1回は更新しよう、となんとなく自分に課しているのだけど、7月は、すでに6月から書き始めていた内容が複雑かつ重すぎて、書いて消してを何度繰り返しても全然書き終われなかったので、違う話というか、どうでもいいめの近況を一筆書…

バレる速さとわかる遅さの温かさ

わたしは、たぶん正直者である。嘘をつくのが自分でも驚くほど苦手だし、好きや嫌いや嬉しい!が、人にバレバレのことが多い。 正直者はしばしば、親しい人たちにそれを褒められたり面白がられる。正直だ・素直だ、というのは基本的に素敵なことで、誇ってい…

どんどろ人形との出会いと、「自分で作る」ということ

この春、伊豆半島の東のあたりの伊東という地域に出かける機会があった。思い切って前置きをぜんぶ端折るが、伊東には「東海館」という木造の古い建物がある。かつて温泉旅館だったという、かなり立派な建築物は現在は観光スポットになっていて、ここが面白…

いわゆる大胆

先日、久しぶりに転んで膝をちょっと擦りむいた。自転車で近所の商店街まで出かけて、持ちにくい形の荷物をなんとかしようとしたら荷物と自転車と体が絡まったようになって、バランスを崩し、大きな音を立てて自転車を倒して自分も転んだ。ズボンの下にタイ…

旨味の岬を呼べるか

最近、味わうことが自分なりにちょっと上達した。言葉が少し見つかって、以前よりも味覚の解像度が上がったような気がする。経験上、耳も目もこういうところがあるとわたしは思っている。身体とは別の次元で言葉も感覚器官を研いでくれるのだ、と思えば、身…

もらった景色と言葉と他にも

秋口、11月〜12月前半の個人的な大忙しが始まるちょっと前の頃に、飼っていた金魚が死んだ。その金魚をわたしと同居のパートナーは「キンちゃん」と呼んでいた。映像作家の友人の撮影で活躍した後、行くあてを探していたところを引き取る、という経緯で、彼…

ようこそのおどけ

先日、ずっと憧れていた人(ボカして書く意味がほぼないけど以下Kさん)と会って話した。 Kさんはアーティストで、わたしは端的にいって彼のファンだ。4年半前に知ってからずっと、最新作が発表されるたびに嬉々としてチェックし、SNSもフォローして活動の動…

自分用の雑な温もりと可笑しみ

いろんな事情が重なって経済的な余裕がなくなったので、この頃はなるべくお金を使わないように、特に食べるものを工夫している。そんな日々を共にしている「弁当」とは呼びにくいような雑な食糧があるのだけど、これがなんだか可笑しいので、今回はそのこと…

星と星をつなぐもの

一年くらい前に東京へ引っ越してから日頃よく通るようになった大きな交差点がある。そこは駅前の繁華街の一角で、最近は閉店したデパートを解体している。夜にその辺りを通ると、若い酔っ払いやキャッチ、手に紙とスマホだけを持った女の子などがたくさんい…

新鮮な音量

わたしのこれまでの人生には、夏休みが31日で終わりだった頃と、9月末まであった頃があって、そのどちらの日々もとっくに終わったというのにいまだにこの季節になるとそわそわと淋しくなってくる。自分にとっての晩夏は、こっぴどい失恋をしたり、めちゃめち…

手の向こうに人、命ある味方

最近、架空の人物と手をつなぐ瞬間、というちょっと変な夢をみた。自分でも引くくらいディティールの感受に全振りした夢で、時間も引き伸ばされたようだった。自分の人差し指の親指側の側面と親指の腹のあたりの皮膚表面の、指紋や細かいシワの凹凸の摩擦の…

救われたいね

時々、顔が痛い。外傷も、ぶつけた記憶もないのに、ふいに鼻の横のあたりや頬や顎がビシッ!っと、陶器にヒビが入ったような鋭い強い痛みに襲われる。痛いのは数秒だけだから普段は忘れて生活できる。いつからこんな風になったかは忘れたけど、いわゆる「ス…

ラブい口元

日頃から口元を隠すことがすっかり当たり前になってから、人の口元にドキッとすることが増えたような気がする。もう1年くらい前になるけど、夏くらいの季節の頃、親しい女性の友人と久しぶりに会ってレストランで食事をした時にドキッとしたことを、今でも鮮…