踊れるかも

先日、自分の書いた作品のなかの言葉について、「〈醤油〉と〈精霊流し(しょうろうながし)〉の「しょう」とか、そういうふうに似た音が、ダジャレとか韻を踏むところまでは行かないけれど、一定の分量のテキストのなかに混在して繰り返されるのを声にして…

弾き語りもやります

今日は、言い訳をします!オオウ!自分で弾き語りしたものをインターネットにUPすることを、ひっそりと自分に解禁した!これについての言い訳をします。(ギャグに思えてくる「だ、である」調で)アカペラで録った歌とかただの鼻歌なんかは、これまでにも平…

五月末の雑記

(これは五月末に書いたけど投稿し忘れていたものです、嬉しくなる前)あっという間に2ヶ月近くたってしまった。わたしは相変わらず家にいる。でも2ヶ月前のように「本気で家にいる」というほどの強い意志は、もう保てなくなった。今は惰性で家にいるような…

嬉しいこと!

先日、3ヶ月ぶりくらいにライブをした。とても規模の小さい演奏会で、荒いところもあったしMCを完全に失敗してしまった(ごめんなさい…)けど、本当にやらせてもらえてよかった。こんなに軽い足取りで終電に乗るのなんていつぶりだろうか、と思った。そうだ…

最後の静かな片隅

件の感染症の影響をもれなく受けて、自分もここ最近は仕事や外での用事がほとんど全部なくなり、とにかく家にいる。幸い家にいるという選択肢をとれる人間として、本気で家にいる。出かけなくなって約2週間半。親しい人たちに会えない、という寂しさは今のと…

専門性と、純金のプライド

先週、ここしばらく制作を共にしているダンサーの小山さんと一緒に、ジャワ舞踊家の佐久間新さんのWSに参加した。今制作している作品や今後の制作(夏にジャワへ滞在制作しに行く予定)のための取材ということで、午後からのWSの前に、じっくりお話を聞かせ…

いい秋の1日目みたい

乱暴なくらい音の大きなライブを楽しんだ帰り、iPhoneに繋がないままのイヤホンで耳栓をしながら電車に乗っている。 イヤホンから音を鳴らしていないのに、耳の中を圧迫するようにピーーーーという微妙な音程の細い持続音が鳴り続けている。よく聞くと2つく…

日記190624

最寄りの駅から、いつも使っている駐輪場まで、歩いて2分くらいだ。走ると1分。その途中、アパートの一階部分がごっそりコインパーキングになっているところを通り抜ける。ここには張り紙があって、曰く「通り抜け禁止」だ。でも、駐輪場を使っている人の多…

Terimakasihhhhhhh

日本に帰ってきてちょうど2週間がたった。 2週間前、29日に朝の羽田に着いて、空港の外に出た時の第一印象は「木がショボい」だった。空港の周りだし、まだ寒い季節というのも手伝って葉っぱのない木ばかりで、植物の迫力がインドネシアとは全然違って、曇…

夜が明けても続くもの

3月9日の土曜日の晩、ワヤンクリを観た。ソロの芸大でダラン(ワヤンクリの人形使い)の勉強をしている岸さんという女性に案内をしていただいて(岸さんが招待されていたのに便乗させていただいた形)、結婚式にあわせての、山で行われる上演を観にいった。…

夜に息をしている

もうだいぶ前になるが、ジョグジャカルタにあるワヤンクリ博物館に行った。さすがに何度もワヤンクリを観ていると、「あの時のあれか!!」というのがたくさんあった。物がただ置いてあるだけで何の解説もなかった(追加料金でガイドを頼む仕組み)ソロの王…

勢いづく好き

年が明けてすぐ、縄跳びを買った。 こちらに来てからというもの、本当に運動不足だ。それでちょっと顔が丸くなったこととか、明らかに筋肉が落ちたこととか体力が落ちた実感が日に日に増して、だんだん心が厳しくなってきたので、日常的に何か運動をしようと…

わたしが観たワヤン・クリ

年末にバリで観て、やばさがよくわかってスッカリ惹かれてしまっている芸能がある。Wayang kulitだ。カタカナだとワヤン・クリッとかワヤン・クリとか書かれる、影絵の人形劇である。牛の皮(kulit)を切り抜いて穴を開けたり着色したりして作った精巧な影絵…

歌ったり喋ったりする動物として

だいぶ前になるが12月13日に派遣先の高校で文化祭があり、そこで歌を歌った。 歌ったその日とか次の日には、あまり思っていなかったけど、それからあっという間に2週間ほど時間がたって、あれ以前とあれ以後だなという感じがじわじわと強まってきた。 ちょ…

すげえ怒ってる

どうしても書いておきたいまとまらない気持ちなのですけど 外国人技能実習制度のこととか、入国管理局の件 それについて、ただでさえ憤りながらニュースを追っていたんですけど、いつもインドネシア語を教えてくれる友達が春から日本へ行くらしくて、今日そ…

木を見ることについてと、景色を見たことについて

走行中の乗り物から、窓の外を流れて行く景色を見るのが好きだ。昔からずっと好きだけど、異国でのそれは輪をかけて楽しい。 町の看板の文字がだんだん解読できるようになってきたのも楽しいし、人が!あんなところに!?と二度見したくなることも多い。自分…

各々、たくましく

先日、ゲストハウスのオーナーとなんとなく立ち話をしていたら、1時間たっていた。 1時間も笑いながらあれこれ他愛のない日常の話ができたという大きな進歩があまりに嬉しくて、その後はオーナーと話すハードルがいっきに下がり、毎日なんとなくいい感じで話…

近況報告

11月9日 金曜日 あっというまに11月になった。日毎に日本との気温差が開いていくのを、実感はないけど想像している。カレンダーは11月なのに暑いので、日本で二十数年かけて11月に任せてきたイメージと噛み合わない。日付がただの数字然としてくる。 最近よ…

この部屋を味方に

10月21日日曜日 スマランを離れ、アンバラワという町が生活拠点になって2週間が経った。 ちょうど1週間前の木曜日は、今回インドネシアへ来て初めての激しい腹痛、下痢、嘔吐と高熱で、真夜中にとてもしんどい時間を過ごした。(次の日の朝に病院へ行って、…

まだ呼べない

10月2日火曜日 雨だ。いま、雨が降ってきた。粒が大きそうだ。 ホテルの窓を叩く音が、ポツポツというよりもぼつぼつという感じだ。 1週間前の月曜日にインドネシアに到着して、しばらくジャカルタに滞在したのち、今はスマランという街にいる。 もうあと数…

祖父の愛の話

先日、一ヶ月ほどの関西滞在を終えて千葉へ帰る前に、京都市外の祖父母の家に一晩泊まった。そこは、電車が1時間に2、3本の、まあまあの田舎だ。田んぼと家と学校と病院があって、コンビニもあるけれど大きい商業施設はない。遠くの空は全方位、ビルではな…

深夜、あったものとなかったもの

昨日の夜、家に帰れる最後の電車を、寝てもいないのにボンヤリしていたせいで乗り過ごした。午前中から都内をあちこち移動した日だったけど、体はそれほど疲れてはおらず眠くもなかった。タクシーで千円くらいの家までの道を歩くかどうか迷う余地がある、そ…

少し古い「いた」「あった」を連れて

12月4日(月)午前中に自転車で、いつも通らない道を通った。両親の運転する車で通ることがたまにあったけど自分で自転車で通ったことは一度もないところだ。道の片側にだけケヤキが植わっていて、その先にかなり急な下り坂がある。その並木道はしばらく平坦…

まだ「地元」じゃない

一人暮らしをやめて実家に帰ってきて三ヶ月目だ。11月になってからはバイトしたり自動車学校に通ったりしていて、歌とか演劇とか美術とかと関係のない場所にいることが多く、変な言い方だけど「郊外に住むただの若者」という実感が強い。自覚的にそういう時…

帰宅、そして帰宅

引っ越しのカウントダウンをしようとしたけど全然できないまま、なんだかんだ引っ越し終わってもう一ヶ月が経ってしまった。30日とか経つと、引っ越ししたての時とは少し違った気分になってきていて、最近はなんとなく「もとからあった」というようなことを…

1 チッポケになって刻み込む

8月19日 引越しまであと8日 別れる時、手を振って小さくなっていく相手と、同じ速さでわたしも小さくなっていくことが嬉しい 月曜から家族で京都に帰省して、そのまま帰らずにわたしだけ岡山へ行ってそこで親しい人と会い二泊ぶん遊んだり展示を観たりして、…

14 特別じゃない旅

8月7日とその後 目が覚めたら外はすっかり明るくなっていた。飛行機の中から夜明けを見れたら嬉しいなあと思っていたけど、眠ったせいで叶わなかった。北上している飛行機の東の窓側の座席だったのにかなり惜しいことをした気がする。 ガルーダ航空だったの…

13 帰る準備

8月6日 朝、寝坊した気がして、ギャ!と、バッ!と起きたのだけど、時間を確認したらアラームをかけた9時よりも早起きしていた。 ここまでの2週間でなんやかんやと買ってはいたけど、お土産というお土産をちゃんと買っていなかったことに昨晩気がついたので…

12 滑り込みセッション

8月5日 いよいよ今日が今回の旅の、ジョグジャカルタ最後の丸1日なんだけど、疲れていて昼くらいまで寝ていた。ちょっと胃がしんどい。テルリさんが家にいるのにドアの向こうではなくメッセージアプリで「ソトアヤムあるからね」と声をかけてくれて、やっと…

11 疲れと汚れと一緒に変わる

8月4日 ジャカルタ滞在最後の朝、昨晩明け方まで起きていたので当然のように全然起きられなくて、約束の時間を過ぎてジュンさんがドアを叩いて起こしてくれるまで寝ていた。心底ギャァァって感じで飛び起きた。ここにきてから寝坊してばかりで恥ずかしい。大…